突然ですが、小学生のときの長期休みの宿題と聞いて思いつくものはなんですか?
私がまっさきに思いついたのは「読書感想文」
読書感想文が休みの最後の週まで残っているときの絶望感たるや・・・
そんな私ですが、不思議なもので今では読書が趣味で文章を見ていると落ち着くぐらいです。
これは持論ですが、子供当時は文章に触れる機会が少なく
文章の持つ魅力や能力に気づいていなかったんだと思います。
この記事では文章の面白さについて再認識したことをまとめています。
人は一日にどれぐらい文字を見ているのか
ところで、私たちは一日にどれぐらいの文字を目にしているのでしょうか?
仕事中、休憩中、家に帰ってからの自由時間。
どんな場面でも文字は至るところに存在しています。
それでは、しがないサラリーマンの私を例に考えてみます。
仕事中に目にする文字
メールチェック:内容にもよりますが1件あたりの文字数を120文字として
120文字×10件/日=1200文字
この他にも、資料集めなどや書類チェック等を含めると
おそらく3000〜4000文字程度にはなると思います。
自宅で目にする文字
家に帰ってからも文字を目にする機会はあります。
たとえば、TV番組のテロップや字幕。郵便の広告チラシやハガキ。
何気なく過ぎていく文字なので気に止めることは無いかもしれませんが
間違いなく目にしているはずです。
ワイドショーで流れるテロップの文字数について考えてみましょう。
一画面に表示される文字数をおよそ20文字として
10秒間表示されるとします。
単純計算で画面の切り替えが一時間のうちに360回行われるとすると・・・
20文字×360=7200文字
このうち10分の1を見ていたとしても720文字。
ワイドショーよりもテロップの少ないであろうバラエティー番組が
この半分として360文字。
TV番組で500〜1000文字は目にしていることになります。
娯楽(SNSやネットニュースなど)の文字
スマホが当たり前になった今の時代ではSNSやネットニュースもほぼ毎日見ていると思います。
SNSで考えると、つぶやき1つあたり30〜50文字程度。
ネットニュースは見出しで15文字程度。
これらを20投稿見たとき
30文字×20=600文字
一日で見る文字数
ここまでをまとめると・・・
3000(仕事)+500(家)+600(その他娯楽)=4100文字
これはかなり少なく見積もった数で、実際には街を歩いているだけで
目につく看板などもありますね。
この2倍〜3倍の文字を見ていると言っても過言ではありません。
文字数の感覚を少しわかりやすくすると
「原稿用紙」400文字
「書籍」10〜12万文字
つまり、何気なく過ごしているだけで本の10分の1程度を読んでいる計算になります。
(あくまで私のザル計算なのでご容赦ください)
読書が嫌いなあなたでもこれだけの文字を毎日読んでいると思うと
少しは自信がつきませんか?
教材はあらゆる場面に転がっている
文字が生活にあふれていることがわかったところで
私の中である感情が芽生えました。
文章であそびたい
は?文章であそぶ??なに言ってんだこいつと大半の人は思われたでしょう(笑)
「あそぶ」といってもなぞなぞを作りたいとか、ましてや某局の日本語であそんで学ぶ
番組を作りたいとかではありません。
日常にあふれている文章の面白さについて考えてみようと思ったんです。
だって、せっかく自分の周囲に文章・文字がたくさんあるんだから。
ちょっとおかしな日本語Tシャツも、公園の案内看板も、あらゆるものを
教材にして伝える文章を創作していきたい。
そんな些細で壮大なプロジェクトがここから始動です!!
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